隠しファイルとは

隠しファイルとは、Linuxにおいて「.」で始まるファイルのことです。通常は表示しておきたくないファイルやディレクトリに利用されます。

# 隠しファイル
.foo
.foo.txt

隠しファイルの表示方法

隠しファイルはlsコマンドの「-a」オプションを使用すると表示することができます。「-a」は、allを意味しています。

ls -a

出力結果のサンプルです。

[kimoto@www7402u ~]$ ls -a
.              .cpan            kimopro.zip  .mysql_history  .sqlite_history
..             .cpanm           labo         .netrc          .ssh
.bash_history  .gconf           labo.tar.gz  oradiag_kimoto  test
.bash_logout   .gconfd          .lesshst     perl5           tmp
.bash_profile  .gitconfig       .lftp        .perlbrew       .vimrc
.bashrc        .gnome2          lib          .perldl_hist    .w3m
book           .gnome2_private  local        plan_delete     .xslate_cache
.config        .gnupg           mbox         public_html

隠しファイルの例

Linuxでよく見かける隠しファイルの例です。

bashの設定ファイル

bashの設定ファイルは、隠しファイルです。

.bash_profile
.bashrc 

sshのディレクトリ

sshの設定ファイルなどが格納されているディレクトリは、隠しファイルです。

.ssh

vimの設定ファイル

vimの設定ファイルは、隠しファイルです。

.vimrc

gitの情報ディレクトリ

gitの情報が格納されているディレクトリは、隠しファイルです。

.git

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